VRChatプレイヤーが使っているVR機器4選

広告
VR欲しい人
VR欲しい人

ヘッドマウントディスプレイっていろんなメーカーの商品があって値段もまちまちだからどれを選んだらいいか分からない

2020年まではそこまで種類も差も無かったVR機器。

ですが最近は色んなメーカーからスペックも値段も様々な商品が販売されています。

高いものだと1台10万を超える機材ですし、うっかりミスで欲しいと思っていたスペックと違うのを買ってしまうなんて事故は避けたいですよね。

そこで、今回は日本で最もVR機器ユーザーの多いプラットフォーム「VRChat」でよく使われているVR機器を紹介します。

この記事で紹介しているものはパソコンと繋げるタイプのVR機器です。特筆していない限りVR機器単独での起動やPS4、PS5との接続はできません。

VRChatでよく使われてるHMD

それではさっそくVRChatのユーザーでよく使われているヘッドマウントディスプレイをランキング形式で紹介していきましょう。

※あくまで私の周囲で使用している人数の順位であり、厳密なユーザー数を数値化したランキングでは無い旨ご了承ください。

1位 HTC VIVE

ザ・定番。最も使用者が多いHMD。

というのも、VRChat登場初期にはほぼこれしか選択肢がない状態だったんです。

でもその性能の高さは折り紙付き!今でも大切に長く愛用している人がたくさんいます。

フルトラッキング(全身の動きをアバターに反映させる機能)のための機材も同じHTC社から出ているので、特殊な環境を構築しなくても簡単にフルトラ導入できるのも評価が高いポイント。

HMDもコントローラも大型でちょっぴり重いのが難点ですが、その分頑丈!
DJを聴きながらノリノリでヘドバンしてしまし、数回HMDを床に叩きつけてしまっても壊れなかったなんて報告もあります。
(あまりにも強い衝撃を与えるとさすがに壊れてしまうようですが)

ただ残念ながら初期型のモデルは生産終了となっており、後継のProPro EyeCosmosたちはどれも値段が軽く10万を超えているものばかりなため、あまり人気は無い様子。

2位 VALVE INDEX

急激に使用者が増えているHMD!

ゲーム配信プラットフォームSTEAMを管理するVALVE社が開発されたHMDで、その特徴は何と言ってもハンドコントローラーにあります。

なんと実際に手を開いたりピースサインをしたりすると指の動きをゲーム内で再現してくれるという他のHMDとは次元が違う体験が味わえます。

視野角や解像度などの映像面も最高クラスの品質で、発売から1年くらいはずっと品薄で買いたくても全然買えない状態が続いていたほどの人気機種です。

フルトラもHTCVIVEと同様、トラッカーだけ購入すれば導入できるので、そういった面からもHTC VIVEから乗り換えた人が大勢います。

難点として、その精密さ故かコントローラーは若干壊れやすく、倒したスティックが戻ってこなくなったといった報告がちょくちょくTwitterに上げられています。
また、手汗をかきやすい人は長時間使っていると反応し辛くなるという報告もあります。

Amazonなどの市販サイトだとなぜか割高なことが多いので公式サイトでの購入がオススメ。
公式サイトでも在庫切れが発生したのか全て売り切れ状態。今は市販サイトから買うしか方法がないようです。

3位 Oculus Rift S

3万円台とかなりお手頃なHMD。

上位2台に比べて小さくコンパクトなのが特徴。値段も安いですが、性能はハイスペックです。

安い理由は、頭と手の動きをPCに認識させるトラッキングの手法が上の二つとは違っていて、必要となる機材が少ないから。

その代わり、フルトラで遊ぼうとすると追加でトラッキングを検知するための機材を購入しなければならないので、最終的にHTC VIVE以上の出費になったなんて人がたくさんいます。

コントローラーは乾電池を交換するタイプで、片方で2本、両手で4本の単三電池が必要になるので、別途エネループなどの充電電池を購入して対策している人が多いです。

10万も出せない!とりあえずVRを試してみたい!といったVR初心者の人にオススメのHMD…だったんですが、以下のOclus Quest2が実質的な上位互換となってしまったため、生産が終了してしまいました。

4位 Oculus Quest 2

海外を中心にVR機器1台目として購入する人が続出したHMD。

アメリカのクリスマスプレゼントで沢山の子供たちがQuest2を入手し年末にVRChatへ押し寄せてサーバーがパンクした、なんて話もあるくらいに今ユーザー数が伸びているHMDです。

値段も3,4万円台とお手頃で、一番の特徴はPCと接続しなくても単体で起動できるという点!
ちょっとしたVRビデオ鑑賞やゲームくらいならPCを付けずに遊べちゃいます。

安くて独立起動できるならスペックは低いんでしょ?と思いきや、まさかのValve Indexにも引けを取らないくらいのハイスペックっぷり!

PCと繋ぐことでPC用VR機器としても使えるので、フルトラ化しないのであればVR機器として一番オススメできるHMDです。

番外 PICO 4

Oculus Quest 2のライバル機種として登場したHMD。

その特徴はQuest 2と同じく軽くて安いこと!

まだまだ利用者は少ないですが、円安やMeta社の業績などの影響を受けて値上がりしていっているQuest 2よりも安価で購入できるのが最大の特徴です。

解像度も高く視野角も広めなので、とりあえずの1台目としては現在最もオススメしやすいHMDとなっています。

ヘッドマウントディスプレイを選ぶときの注意点

HMDはPCパーツとしてもガジェットとしても少々特殊な機材なので、いくつか購入する前に注意しておいた方がいい点を紹介します!

PCのスペックは十分か

まずは購入予定のHMDを動かせるだけのPCスペックがあるかです。

例えば、今最も品質が高いと言われるHMDのVALVE INDEXだとこれくらいのスペックが要求されます。

最低要件推奨要件
OSWindows 10、SteamOS、LinuxWindows 10、SteamOS、Linux
プロセッサーデュアルコア(ハイパースレッディング含む)クアッドコア以上
メモリ8GB以上8GB以上
グラフィック・NVIDIA GeForce GTX 970以上
・AMD Radeon RX 480以上
NVIDIA GeForce GTX 1070以上
USB・DisplayPort 1.2以上
・USB2.0以上
(※HDMI不可)
・DisplayPort 1.2以上
・USB3.0以上(ヘッドセットのカメラを利用したパススルー用)

最近のそこそこの値段のゲーミングPCなら十分に要件を満たしていますが、数年前のPCだとまともに動いてくれない可能性もあります。

HMDは目の前に画面があり、少しラグが発生するだけでも酔いやすくなったり不満が高まったりとゲーム体験に大きく支障が出やすいので推奨環境以上のPCを持っているかを確かめてから購入してください。

「新しいHMDを買ったけどPCの性能がたりなくて合計30万もかかっちゃったよハッハッハ!」なんて話はめちゃくちゃよく聞くので注意してください!

フルトラッキングをするか

全身の動きをゲーム内で再現するための機能(フルトラッキング)を体験したいかどうかでも購入するものが変わってきます。

「VRChatを始めた当初はフルトラじゃ無くてもいいか!と思ってたけど、やっぱり腰も足も動かして遊びたい!」という声は山ほど聞きます

そしてそういった方は結局フルトラ対応の新しいHMDを購入し、最初の1台を余らせています。

絶対にフルトラしない!部屋が狭くてできない!という方は大丈夫ですが、少しでもフルトラしたいなと思っているならHTCシリーズかVALVE INDEXの購入を強くオススメします。

フルトラッキングに関してはこんな記事も書いているので併せてお読みください。

一番オススメなのは?

「で、結局何が一番オススメなのよ?」という意見がありましたので記載します。

私個人の意見ですが、一番オススメなのは間違いなくVALVE INDEXです!

最も値段は張りますし、推奨されるPCスペックも高いですが、それに十分見合うだけのVR体験をもたらしてくれます。

PCのVRゲームは現状ほぼ全てSTEAMで配信されています。
そのSTEAMの運営会社が作ったHMDという点も安心感があってポイント高いです!

公式HPからの購入も可能なので、並行輸入をしている変な販売サイトで買うよりよっぽど安心して購入できます。
現在は公式HPでも全て在庫切れの状態となっているため、Amazonなどの市販サイトから購入するしかない状況です。

まとめ

他にもVR機器はたくさん世に出ていますが、今回はVRChatでよく使わているHMDを紹介しました。

ガッツリとフルトラッキングで遊びたい!という方は、Valve Index、とりあえずVR体験してみたいという方はOculus Quest2がオススメという感じになります。

あと数年もたてば、もっともっといいVR機器は出てくると思うので、また状況が変われば記事にしていきたいと思います。

VRChatの始め方の記事も書いていますので、興味ある方はご覧ください。

既にVRChatを始めているけど、マイアバターを持ってないという方はぜひ以下の記事も参考にしてみてください。

それでは、良きVRライフを!

コメント

タイトルとURLをコピーしました