面白そうなシステムを思い付いた!
ボードゲームを作ってみたいけど何から始めればいいの?
こんな方に向けた記事です。
ツイッターを見ていると、日々「ボードゲームを作ってみたい」というつぶやきが見えます。
中には既にシステムのアイディアを思い付いている方もいらっしゃいます。
しかし、「何をやったらいいか分からない」「何から手を付ければいいのかわからない」から最初の1歩を踏み出せていない人もたくさんいるように見えました。
この記事では、ボドゲを作る時にまず最初に何をすればいいのかを伝えていきます。
■思い付きを全部書き出す
今!すぐに!!頭の中にあるアイディアを書き出してください!!!
ボードゲームを作ろうとするわけですから、頭の中に何からしらの「面白そうだな」と思っているアイディアが欠片だけでもあるはずです。
それを手元のノートでも紙でもPCのメモ帳でもエクセルでも何でもいいので出力してください。
人は忘れる生き物です
頭の中にあるアイディアはすぐに霧の様に消えてなくなります。
お風呂に入った後に、トイレに行った後に、寝た後に思い出そうとしても「あれ?どんなゲームを思い付いたんだっけ?」となります。というか私は頻繁になりました!
そうならないためにも、まずは今頭の中にあるものをできるだけ詳細に言葉にして書き残しておきましょう。(雑に書くと後から読み返しても想像できないメモになります)
アイディアを客観視できる
また、書き出すことで自分のアイディアを客観的に見る事ができます。
「改めて書き出してみると〇〇に似てるな」「文字に起こしたらそれほど面白そうじゃないな」なんて思いなおすことも日常茶飯事。
断片的だったアイディアを繋ぐことにもなるので、どんどん書き出していきましょう。
■テスト版を作る
アイディアを文字に起こしたら、それを形にしていきましょう。
ルールが固まっていなくても大丈夫です。曖昧な部分はルールを仮置きしましょう。「手札が何枚」とか後から何とでも変えられます。
まずは自分の思い付いたアイディアが本当に面白いのかを実際に手を動かして遊んでみて肌で感じてみることが大切です。
雑でいい。安っぽくていい。
こんな感じの四角い名刺サイズのカードが100均で200枚セットとかで売ってると思います。
これに書き込んでガンガン自分のアイディアを形にしていきましょう。
単価0.5円です。書き損じも何も気にせず、ガンガン次のカードを使っていきましょう。
カードで何でも作れる
カードは最強のテストツールです。
システムを再現するだけなら、ほぼ全てのアナログゲームをカードだけで再現可能です。
サイコロも1~6のカードを用意してシャッフルすれば同じ結果が得られます。
もちろん「サイコロを積む」とかそういう「それだから面白い」遊びには代用できませんが、そんなゲームでもそれ以外のシステム部分は代用可能なはずです。
持ってるボドゲも使おう
物理的なものが遊びの核になっているものをテストしたい時は、手元にあるボドゲから似たようなコンポーネントを持ってきて使いましょう。
人間、知っているモノの中でしか発想はできないので、モノを使うのなら自分の知るモノでしか組めないので、既存のボドゲのコンポーネントにイメージに似たものが入っている確率は高いはずです。
無くさないように、どのゲームから何を持ってきたかはメモするなり付箋を貼るなりして覚えておいた方がいいでしょう。
■遊んでみる
あとは繰り返し遊んでみて、期待通りの面白さなら調整していきましょう。
期待通りの面白さじゃなかったら、面白さをどうやって引き出すかを考えるか、ボツにするかを判断しましょう。
人を集めるのが難しければ、とりあえず一人でやってみるのもアリです。
ゲームの流れが破綻していないかどうかは一人で遊んでも見つけられるので、決して無意味な行動ではないのです。
■まとめ
ボドゲを作りたいなら行動するべし!
「作りたいな」と言い続けて作れた人はいません。作れた人は皆すべからく「行動」しています。
今目の前にあるスマホやPCに頭の中にあるアイディアを書き出しましょう!
そして明日100均でカードを買ってきて、テスト版を作って遊んでみましょう!
それがボドゲ作りの第一歩ですし、これができたらもう6割方完成しているといって過言じゃありません。
踏み出すことさえできれば、ボドゲ作りは難しいモノじゃないんです。
ここから先の具体的な話、「イラストの用意の仕方」とか「印刷会社は?」とか「どれくらい費用かかるの?」とかは以下に記事まとめを作っていますので、気になったところを調べて貰えればと思います。
あなたの第一歩を応援しています⭐
コメント