ボードゲーム上手くなりたいな~。強くなりたいな~。
なるべく勝てるようになりたいな~。
そんなことを思っている方に向けた記事です。
ボードゲームで遊ぶのは面白いですよね。
勝てるともっと面白いですよね。
もっともっと勝ちたくなりますよね。
でも、本当にボードゲームが上手くなると楽しいんでしょうか。
そんな当たり前に思う上手くなりたいにメスを入れていく記事となっています。
ボードゲームは上手くならない方が良い
ボードゲームは上手くならない方が良いと私は思います。
上手いとは強いということ勝つということ
基本的にボードゲームは人と対戦することがルールになっています。
協力して目的を達成するタイプの物もありますが、そこまで多くありません。
ボドゲが上手くなるというのは、相手に勝ちやすくなるということです。
勝負事なわけですから勝てると楽しいですよね。誰だってやるなら勝ちたい。
でも、相手の立場に立ってみてください。
負けてばかりのゲーム・・・楽しいでしょうか。
全然勝てない相手とのゲーム・・・楽しいでしょうか。
ネット越しで顔の見えない一期一会の対戦ならそれでいいでしょう。
しかしボードゲームで自分と遊んでくれる相手は友人、知人、見知った人であることを忘れないでください。
共に学んで最適解を導く楽しさが無くなる
ゲームは遊んでいる内に攻略法を見つけ出していくというのが面白さの1つだと私は考えています。
皆がルールすら知らないゲームを遊んでいる内に最適と思える組み合わせを見つけて実践し、それを更に最適な組み合わせで破られる・・・という繰り返しが楽しい。
でも、もし自分だけ事前にルールを把握していて、組み合わせの最適解を知っていたら・・・
そんな楽しみを味わうことはできませんよね。
ボードゲームの上手さは知識量にも比例しますが、知っていれば知っているほど「一緒に新しく知る/学ぶ」ということができなくなるわけです。
一度強くなると弱くはなれない
厄介なのは一度強くなってしまうと、もう弱くはなれないという所です。
得た知識を意図的に忘れることはできません。
気付いてしまった戦略を気付かなかったことにはできません。
忘れたフリ、気付かないフリをしてみても心のどこかで引っかかりが残ります。
そんな状態で純粋に楽しむのは・・・難しいですよね。
手を抜いてもハンデを付けても変わらない
強いんだったら手を抜いて戦ってあげればいいじゃない、ハンデを付けてあげればいいじゃないという方もいるでしょう。
たしかにそれによって対等な勝負を演出することもできるでしょう。
しかし、将棋で強い人が弱い人と飛車角落して対局しても、本当に楽しかったと思えるでしょうか。
また勝ちすぎないように気を使ってゲームをして本当に楽しいでしょうか。
これもやっぱり根本の解決策にはなりません。
ボードゲームは上手くならない方がより楽しめるんです。
ボードゲームが上手くなる方法
ここでボードゲームが上手くなる、強くなるための方法を私の考えでお話します。
「強くなるなって話じゃなかったのかよ!」と突っ込まれそうですね。
逆に考えてください。
強くなれる方法を知っていれば、それを実践しなければ強くはならないわけです。
うっかり強くなってしまわないように、予防していきましょう。
全てのコンポーネントに目を通す
まずは説明書、ルールブック、カードのテキストなどに目を通しましょう。
可能なら全て理解できるまで読み込みましょう。
これだけで全くの初心者とかなりの差が生まれます。
山札に入っているカード、伏せられたカードの中身を全て知っている状態で、ルールを熟知している人と、軽くインストを受けただけの人、どちらのほうが有利かは明白ですよね。
攻略法を調べる
有名なゲームなら今の時代ネットに攻略記事が大量に書かれています。
無名なゲームでも販売済みのものであれば、「〇〇が強かった」などの感想程度はすぐに見つけられるはずです。
そういった攻略情報をゲームプレイ前にしっかりと調べておきましょう。
シンプルですが最も直接的で効果的です。
製作者の気持ちになる
ゲームを作った、デザインした人の気持ちになってみるのも大切です。
どういう意図でこのカードを作ったんだろうか。
どういう意図でこの例外ルールを設定したんだろうか。
ゲームは計算されて設計されたものですから、1つ1つの要素に何らかの意図が詰まっているものです。
その意図を紐解くことこそゲームの攻略であり、その意図を明確に意識して解いていくことで色んなゲームで素早く強くなることができます。
まとめ
ゲームで強くなりたい、競争に勝ちたいと考えるのは人として当たり前のことです。
ただボードゲームを対面で楽しむ場合は、勝つこと以外にも楽しめる要素がたくさんあります。
勝とうとして強くなってしまうとそんな楽しい要素を上手く楽しめなくなってしまう可能性が高い上に、後には戻れないので注意してください。
ただし例外として「周りの人達がめちゃくちゃ強い」「強さを競うことが当たり前になっている界隈にいる」という場合は思う存分強くなりましょう。
ボードゲームの作り方とかまとめてるので、興味ある方は見ていってくださいね!
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