ボードゲームの説明書が中々書けない・・・
どれくらい丁寧に書いた方がいいんだろう
こんなお悩みを持つ方に向けた記事です。
記事の内容
- ボードゲームの説明書は丁寧に書かないほうがいいです
- 丁寧に書かなない代わりに図解をしましょう
- 適切な量はペラ1枚で収まるくらいです
ボードゲームを作って4年になる私も未だに説明書を書くのには毎回苦労しています。
ボードゲームによってルールも規模も違うので絶対のルールはありませんが、少しでも参考になるように私の考えを書いておこうと思います。
ボドゲの説明書は丁寧に書かないほうがいいです
極論ですが、ボードゲームの説明書は丁寧に書かない方がいいです。
なぜなら、丁寧に書こうとすればするほど、文章と文字の量が多くなってしまうから。
あなたが買ったボードゲームを開けて、説明書を開いた時に文字がびっしり書かれていたらどうでしょう。もしくはゲームマーケット会場で面白そうだと思って手に取ったらどうでしょう。
ちょっと読むのが嫌になりますよね。
私も1作目のゲームではこの失敗をしてしまい、文字びっしりな説明書になってしまいました。
するとマニュアルを手にした人は明らかに読んでない速度でページをめくるんです。
でもちゃんと書かないと面白さが伝わらないかもしれないし不安だよ
厳しい意見かもしれませんが、説明書で細かく伝えなければ面白さが伝わらないゲームはそもそも設計を見直した方が良いと思います。
ボードゲームをたくさん遊んだ方なら、この意味は何となく分かるんじゃないでしょうか。
丁寧に書こうとすると文章量が多くなって逆に読み手に不親切になっていくので、丁寧に書かないほうがいいです。
丁寧に書かなない代わりに図解をしましょう
丁寧に書かない代わりに、図解をなるべく多く入れましょう。
特に配置が複雑になるゲームの場合は、初期配置を詳しく解説した図や写真を入れておく方がいいでしょう。
文字だけで説明すると、どんどん文字数が多くなってしまいますが、図解を挟むことで文字数を抑えながら分かりやすく解説することができます。
でも絵は描けないし絵描きさんに注文するのも・・・
絵が描けない場合でも、写真を使ったり、ペイントソフトの図形ツールを使うことで何とかなると思います。
パソコン付属のペイント以外に、無料で使えるペイントツールを紹介しているサイトもあるので、そういったページも参考にしてみてください。
図解は読まずに見るだけでパッと理解させられる最強の説明方法です。
文字数はできるだけ抑えて図で解説できるようにしましょう。
適切な量はペラ1枚で収まるくらいです
適切な説明書は「B5またはA4を二つ折りにしたペラ1枚の紙に収まる程度」です。
冊子にすると見栄えは良くなりますが、8ページも16ページもある説明書を長々と読みたい人は多くありません。
ゲームマーケットで手に取ってくれた人が読みやすく、ゲームのインストとしてもそれほど時間がかからない分量を考えると、ペラ1枚程度が妥当です。
もちろんゲームの規模や種類によって最適解は変わってきます。
重ゲーと呼ばれるコンポーネントが沢山あって長時間遊ぶことが前提のゲームであれば、マニュアルも分厚いものにして重厚感を演出するのもありでしょう。
ただ個人で小、中規模のゲームを作るのであれば、できるだけコンパクトにまとまった説明書にすることをオススメします。
「完璧な仕事をしようとするな。7割でもいいから完成させることを目指せ」なんて言葉があります。
丁寧に書こうとする姿勢は大事ですが、完成しなければ意味がありません。
しかも文字が多くなりすぎて読み辛くなっては本末転倒です。
適切な文字数で、図解を多めにして読み手が読みやすい説明書にしていきましょう!
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