【無料】絵が描けなくてもカードゲームは作れます【ラクスルデザイン素材】

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ゲームのシステムは思い付いたけど、カードのデザインで詰まってる。
絵は描けないし、イラストを依頼してみたいけど何だか怖い。

なるべくお金をかけず自力でなんとかしたい。

こういう方、意外と多いのではないでしょうか。

この記事では、絵が描けない人でもカードゲーム用のカードを作ることができる、ラクスルさんのオンラインデザインというサービスを紹介します。

記事の内容

  1. 絵が描けない人でもゲームで使えるカードを作る方法
  2. 具体的なオンラインデザインの使い方

絵が描けなくてもカードは作れます

ネット印刷のCMで有名なラクスルさんには、オンラインデザインというサービスがあります。

なんと、2000万種類を超える画像素材を無料で印刷に使用することができるんです。

ラクスルさんのオンラインデザイン編集画面にゃ

この画像は私が作ったカードらしきものですが、全てオンラインデザインに用意されている素材でできています。

この記事を書いてる私ことノアは、ゲームのデザインこそすれ絵はこれっぽっちも描けません。ネコを描こうとしたら犬なのか豚なのか分かんないくらいには描けません!

それでもこうして素材を組み合わせることで簡単に「ゲームのカード」を作ることができました。

ツールも直感的でわかりやすいので、グラフィックソフトを使ったことが無い人でも簡単に使えます。


デザイン素材の権利

でもこれって印刷したものを販売するとか大丈夫なの?

紹介するにあたって、私も気になったので、規約を調べてみました。該当しそうなところを抜粋します。

第6条(オンラインデザインサービス)

1.ユーザーがオンラインデザインサービスを利用する場合、ユーザーは、当社ウェブサイト上に掲載する「オンラインデザイン素材の利用に関する条件」(以下「オンラインデザイン素材利用条件」といいます。)を遵守する責任を負います。

2.当社は、オンラインデザイン素材利用条件に定める範囲内においてユーザーがオンラインデザイン素材を使用することを許諾し、ユーザーは、オンラインデザイン素材利用条件の範囲内において、オンラインデザインサービスを利用することができます(なお、当該使用許諾によっても、ユーザーに対し、オンラインデザイン素材に係る知的財産権が移転することはありません。)。また、ユーザーは、オンラインデザイン素材を当社ウェブサイト上のみで利用しなければならず、作成した印刷データのプレビュー確認の目的を除き、自身又は第三者のコンピューター等への保存、複製その他これに類する行為をしてはならないものとし、及び本条に従って作成した印刷データを、本サービスを通じてのみ印刷することができるものとします。

ラクスル:ラクスルサービス利用規約 より引用

ユーザーは、本サービスにおけるオンラインデザイン素材の利用に際し、以下に定める禁止事項を行ってはならないものとし、ユーザーがこれらの禁止事項を行った場合には、本利用規約の定めに従って、当該行為の差止め、個別契約の解除又はユーザーの登録抹消などの措置が講じられる可能性があることを、予め承知するものとします。

① 当社の事前の書面による承諾を得ることなく、本利用規約に定められたユーザーによるオンラインデザイン素材の使用範囲を超えて、オンラインデザイン素材を使用すること

② 以下の各項に掲げる場合において、オンラインデザイン素材を利用して作成した印刷データの印刷により得られた本印刷物の譲渡、貸与、配布又は掲示等の二次利用を行うこと
(1) 本印刷データおよび印刷物を商品等として販売する場合(ただし、予め特定者の委託を受けて本印刷物を作成し、それを当該特定者に納品する場合は含まないものとします。)

ラクスル:オンラインデザイン素材の利用に関する条件 より引用

規約を確認しても「印刷することが一時利用で、販売することが二次利用にあたり禁止事項に該当する」のか、「販売は一時利用で、販売物であるカードや同人誌を譲渡、貸与、配布又は掲示するのが二次利用にあたり禁止事項に該当する」のかが、ちょっと判断つきませんでした。

というわけで、カスタマーサポートの方へお問い合わせをしてみたところ、以下の回答をいただきました。

■問い合わせ内容
カードや同人誌といった商品となる印刷物に、オンラインデザイン素材を一部使用していた場合、その商品の売買を行うことは規約違反となるでしょうか。

■回答
オンラインデザインの素材利用について、お問い合わせをいただきましたが「禁止事項(著作権保護)」の注意書きに表示されているのは以下の文章となります。

『オンラインデザインで扱う素材は著作権法で保護されています。このためオンラインデザインの素材を使用し作成したデザインは私的な目的と条件を満たす一部の商用目的でのみご利用いただけます。』

詳しくは「ラクスルサービス利用規約」第6条に記載がございますが商用利用を禁止しているのではなく、ラクスルでの印刷以外の用途としての使用を制限する内容となります。

下記ご利用ガイドの手順にてデザインを入稿→印刷して使用される分にはあてはまりませんので、ご安心ください。

◆ご利用ガイド:デザイン作成~入稿の流れ(オンラインデザイン)
https://raksul.com/guide/design/online-design/flow

ラクスルさんで印刷する以外、つまりホームページ素材として使ったりすることを禁止されているだけで、正規の手順でオンラインデザインとして使用して印刷を行えば、商用利用OKとのことでした!

増産するときにデータをそのまま別の印刷会社に持ち込んで印刷してしまうと、利用規約違反となるかと思われますので十分に注意してください。


オンラインデザインの使い方

無事商用でも使えることの確認がとれたところで、オンラインデザインの具体的な使い方を紹介します。

商品を選ぶ

まず、オンラインデザインのページを開いて、印刷したい商品を選びます。

ゲームで使うカードであれば、名刺、もしくはカードを選べばよいでしょう。今回は名刺を選んだ場合で説明していきます。(名刺は100枚500円という超低単価なので印刷初心者にはオススメ!)

ラクスル:オンラインデザイン の画面

テンプレートを選ぶ

続いてテンプレートを選びます。

名前や連絡先の欄は自由に消すことができるので、作ろうとしているゲームのイメージに近いデザインの画像が使われているものを選べばオッケーです。

既に明確なイメージがある方は、「白紙から作成する」を選んでオッケーです。

ラクスル:名刺のテンプレート画面 7ページ目

気に入ったテンプレートを選んだら、編集画面に入ります。

素材の貼り付け

画面右側に様々な素材が用意されているので、好きなものを選んで張り付けていきましょう。

ゲームの世界観もある程度決まっているなら、キーワード検索で絞り込むのが良いでしょう。

例えば、ネコを題材にしたゲームだったら、「猫」と検索することでフリー素材が沢山でてきます。

右上のボタンで「写真」か「イラスト」を絞り込めます。写真は透過されていない画像が多いので、カードゲームに使うならイラストの方が使いやすいです。

ラクスル:オンラインデザイン編集画面

右上にある「文字」を選べば、すきなところに文字を入力することもできます。

画像の上に文字を入れて、ゲーム内テキストやカード名を付けることができます。

自前のデザインの貼り付け

用意されたデザイン素材だけではなく、自身で用意した画像も使うことができます。

右上の「写真を追加」ボタンを押して、パソコン内に保存してある画像を指定してやれば、使用可能な画像として読み込まれます。好きなところに配置しましょう。

画像の配置やテキストの書き込みをしていると、たまに編集用の画面が出てこなくなる時があります。そんな時は、画面左下にある「表示倍率」を変更すると編集画面が出てきます。

データ入稿

裏面と表面、ゲームに使う画像が全て作成できたら、後は商品を購入してデータ入稿をするだけです。

作成したカードのデザインは、「マイデザイン」というページに自動保存されています。

印刷する際は、マイデザイン内に入っているデザインをデータ入稿することで印刷の依頼が可能です。

ざっくりと解説しましたが、より詳細な手順に関してはラクスルさんのホームページのご利用ガイド内、オンラインデザインでのデータ作成方法を参考にしてください。

画像を配置するだけでデザインができますが、それでもやっぱり配置するのも難しい方もいらっしゃると思います。そんな方は、「黄金比」とか「三分割法」で検索して、配置のコツだけでも学んでみてください。きっと役に立ちます!


終わりに

「絵が描けない」というのはゲームを作ろうとすると思った以上に重荷になります。

オンラインデザインサービスが商用で使えることがわかったので、この手法が広まれば、今まで絵が描けないからと諦めていた人たちがアナログゲームを作ることができるようになって、もっともっと面白いゲームが沢山出てくるようになると期待しています。ワクワクです!

この記事をみて「ゲーム作れるじゃん!」って思った方は、是非以下の記事も参考にして、実際に商品にしてみてください!


この記事がアナログゲーム作り初心者の方の助けになれば幸いです⭐

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