お金持ちになるにはお金の知識が必要。あなたは知ってますか?

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お金の話をしだすと、一歩引いてしまう人が多いのが今の日本です。

「お金稼ぎなんて汚い」「お金の話をするやつは胡散臭い」と人は言います。

しかし、皆お金持ちになりたいですよね?

みんなお金は欲しいですし、お金はあるにこしたことはありません。

この記事は本当の意味のお金持ちとはどういうものなのか、本当のお金持ちになるためには何を知っていればいいのかを解説します。


✓人生に求めるもの

あなたは人生にどれを求めますか?

  • 安定
  • 快適
  • 金持ち

この記事を読む人は、おそらく金持ちになりたいと少しは思っている人でしょう。

この答えを考えながら読んでください。

✓金持ちになるマインド

一生懸命学校で勉強して、公務員になって安定した生活を送る。

それではお金持ちにはなれません。

お金持ちになりたいなら、安定した仕事を探さないでください。

探すべきなのは、お金持ちになるチャンスです。

そしてチャンスを生かすためにお金のことをしっかりと理解しましょう

✓あなたはお金のことを理解していますか

あなたはどれくらいお金のことを理解しているでしょうか。

この質問に答えてみてください。

家は資産ですか?

Yesと答えた人は、理解できていません。

このままだと絶対にお金持ちになれません。

よく家賃と同じ金額をローンで払い続ければ家が手に入るといいます。

家が手に入れば、それを売ればお金になる。
だから資産なんだと考える人が多いですが、それは間違い。

資産と負債の定義をはき違えています。

✓資産と負債とは

資産と負債の定義は以下です。

資産:プラスのキャッシュフローをもたらすもの
負債:マイナスのキャッシュフローをもたらすもの

キャッシュフローとは、お金の流れのことです。

資産は自分にお金が入る、家賃収入のこと。

負債は自分のお金が出ていく、ローンの支払いのことです。

✓質問の答え

家は資産ですか?

この問いの正確な答えは、場合によるです。

家が既に持ち家で家賃収入を得られる状態は資産と言えますが、ローンを払っている状態は負債となるわけです。

これを正確に答えられたものだけが、金持ちになれる可能性があります。

✓何を分かっておくべきか

私たちはファイナンシャル・リテラシー(お金に関する言葉への理解)がいかに足りていないかをまず自覚しなければいけません。

日本の教育では、ファイナンシャル・リテラシーは身に付きません。
むしろ絶対にお金持ちになれない教育が行われています。

これを分かっておくべきです。

その上で、どう考えるべきなのかを説明します。

✓世界は4つに分かれている

お金を稼ぐ人は従業員、専門家、経営者、投資家の4つに分別できます。

従業員:固定給を払ってもらえる職業。会社員。公務員。
専門家:案件による報酬払い。医者。弁護士。芸能人。
経営者:会社を経営し売上と利益でお金を得る。起業家。
投資家:会社に投資して配当金と差額によってお金を得る。

日本の教育では、従業員か専門家になる教育しかしていません。

経営者や投資家としてのお金の稼ぎ方を教えてくれないのです。

そして図の左側、従業員、専門家で居続ける限りお金持ちにはなれません。

✓従業員と専門家はお金持ちになれない

従業員や専門家でも「お金を持っている」人はいます。

売れっ子芸人や、医者、大手企業の重役なんかはたくさんのお金を持っていて、高級車を乗り回しているイメージがあると思います。

しかし「お金持ち」と「お金を持っている人」は大きく違います。

あなたは1年休んでもお金に困りませんか?

これに自信を持ってYesと答えられる人だけがお金持ちなのです。

✓お金の不安が無い人が真のお金持ち

従業員や専門家は自分の時間を働くことでお金に換えています。
だから1年休めばお金に困ることになります。

経営者や投資家は自分のお金からお金を生み出しています。
1年休んでいる間もお金は入ってきます。

成功している経営者や投資家でお金持ちじゃない人はいません。

しかし成功している芸能人や医者、弁護士でお金持ちじゃない人はいます。

これはどういうことなのか。それは社会のルールが原因です。

✓税制というルール

従業員や専門家は、収入が入ると同時に税金が取られた後に支出をします。

経営者や投資家は、収入が入ると支出(経費)の後に税金が取られます。

従業員:収入→税金→支出(総利益に課税)
経営者:収入→支出→税金(純利益に課税)

経営者は収入から税金が取られる前に、事業をより大きくするための支出(経費)に当てることが可能となっており、残ったお金から税金が引かれるわけです。

✓悪い支出と良い支出を知る

貧乏人は悪い支出を繰り返し、金持ちは良い支出を繰り返します。

悪い支出:資産にならないものを買う。消費。浪費。
良い支出:資産になるものを買う。投資。

車や家、高級なブランド品、全て消費です。

どんなに高く売れても、元の値段と同じかそれ以上にはなりません。

プラスのキャッシュフローを生み出していないからです。

お金持ちは、不動産を買ってその家を貸しプラスのキャッシュフローを生み出します。それがお金持ちの支出というわけです。

この不動産を、税金で収入が取られる前に購入できるのが経営者の強みです。

✓投資とはなにか

投資とは、勤労所得を株や債券、不動産に変換することです。

金持ちになるためには、働いて稼いだお金を株や不動産に投資することで、プラスのキャッシュフローを作るものを購入する必要があります。

「貯金をしろ」というのは、銀行の金利が高かったころの幻想です。

✓投資に必要なのはお金ではない

経営者を得ず従業員や専門家から一足飛びで投資家になろうとする人は、「投資に必要なのは元本となるお金だ」なんて考えがちですが、それは間違いです。

本当に投資に必要なものはファイナンシャル・リテラシーです。

投資の世界で使われる言葉とその意味を知らずに投資をするのは大変危険です。

サッカーの世界で成功しようとしているのに「ドリブル」や「ハンド」「オフサイド」という言葉が分からない人が成功できるわけがありません。

✓言葉を知るために時間を使う

お金持ちになりたいなら、お金に関わる言葉を学びましょう。

そのためには時間を使うことを惜しまないマインドが必要です。

言葉を学ぶ時間を惜しむ人は、まだギャンブル的な思考から抜け出せていません。

「ワンチャンあるかも?」なんて考えで投資をしていてはいつか必ず失敗します。

✓財務諸表は読めますか

損益計算書や貸借対照表を読めますか。それが何なのかを知っていますか。

それすら知らないのは、サッカーで「ドリブル」を知らないのと同じです。

財務諸表は企業の成績を見るための通知簿のようなものです。

自分がお金を預ける企業の経営状況は良いのか悪いのかさえ読み解けない状態で投資をする、それがいかに危険なことか想像できるでしょう。

✓経営者への道筋

本業が忙しくて勉強する時間なんか取れないという人もいるでしょう。

しかしお金持ちになりたいのなら、少しずつでもいいので時間を捻出してください。

1:副業、サイドビジネスとして個人事業を起業する
2:投資関連用語を知る
3:専門家とのコネクションを作る

今は副業を許可する企業も沢山ありますし、ネットの進化によって簡単に副業を始められるいい時代になりました。

まずは副業で事業を始めて起業して会社の運営、税金の運用方法を知り、その流れで投資に関する用語を勉強していきましょう。

そして、各種専門家とのコネクションを作りましょう。

✓投資のための専門家

従業員は労働組合など、同じ業界、同じ立場の人でチームを組みますが、それとは真逆で、全然違う職種の人を合わせたチームを作りましょう。

会計士、弁護士、ファイナンシャルアドバイザー、ブローカー、銀行家といった、投資に関する知識を持った専門家たちのチームを自分で作るわけです。

自分の企業の収入を把握し、支出で不動産に投資しようとしたときに彼らに相談し、十分な確証が持てた段階で投資をする。

入念に準備と下調べをしたうえで投資を行うから勝てるわけです。

✓相談者と購入先は別にしなさい

投資先を決める際に銀行の窓口へ行って相談してオススメされたのを購入!
なんてしてはいけません。

窓口で働く人達は、契約してくれた人たちの手数料によって給料を得ます。
彼らも善意でやってるわけではありません。仕事です。

悪質な人に捕まると特に価値のない商品を膨大な手数料を支払わされて買わされることになりかねません。相談された側は、自分が売りたいものを売ってくるんです。

なので、相談する相手と、購入窓口の相手は別々にすべきなのです。

✓諦めないでください

起業する、勉強する、コネクションを作る、どれも難しいことです。

でも諦めないでください。少なくともファイナンシャル・リテラシーがあればチャンスはあります。

投資は危険なものではありません。危険な投資家が居るだけです。

自動車は危険なものではありません。危険な運転者が居るだけです。

従業員のままファイナンシャル・リテラシーもなく投資家になろうとするのは、目を閉じてハンドルを握らずにフルスロットルでアクセルを踏み込むようなものです。

目を開けて今の社会のルールを知りましょう。

起業して自分の支出と収入のハンドルを握りましょう。

教習所に通ってファイナンシャル・リテラシーを勉強しましょう。

そして全ての準備が整った段階で投資というアクセルを踏みましょう。

✓投資家のランク

投資家には5つのランクがあります。

ランク1:適格投資家(お金を持っている)
ランク2:専門投資家(用語を知っている)
ランク3:洗練投資家(法律を知っている)
ランク4:インサイド投資家(経営を知っている)
ランク5:究極投資家(企業を上場する)

投資にはある程度お金が必要だが、お金を持っているだけなのはランク1

投資の用語を知っていても、経営に結び付いた経験や知識が無いのはランク2

投資は税制と深くかかわっているため、税に関する方をしるものはランク3

自社株を持って自社を経営し、より深く会社という概念をしるものはランク4

そして自社を上場して多くの投資家に株を売る側に立ったものがランク5

ランク3まではアウトサイド、つまり誰かの会社を外から買うというスタイルだが、ランク4からはインサイド、会社の内側からの目線で投資を行います。

中から見て会社や経営を十分に理解できる分、アウトサイドへの投資の目利きも利くようになり、結果的に投資の世界では上位者になっていきます。

ランク5とは、ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットなどの名だたる起業家たちが該当する究極の世界です。

✓これがお金持ちのゲームの世界

世のお金持ちたちはこんなゲームの世界で戦っています。

これは無理だと思いましたか。そんなことはできないと思いましたか。

多くの人はランク5まで行くことはないでしょう。しかし、知らずにそんな世界へ飛び込もうとすることがいかに危険だったのかも、あなたは知ることができたでしょう。

✓まとめ

私は最初に、安定・快適・金持ちの何を求めるかと問いました。

今のお仕事は安定しているでしょうか。それはいつまで続くでしょうか。

今のポストは快適でしょうか。それはいつまで続くでしょうか。

金持ちになる必要は無いという人は多くいるでしょう。

しかし、本当の意味での安定、快適、自由を手に入れたいと思うのであれば、この世界で勝ち残るための、少なくとも勝負の世界へ上がれるだけの言葉と時間を掴むべきです。

■参考動画 (中田敦彦のYoutube大学)

>>【金持ち父さん①】お金持ちになる手順
>>【金持ち父さん②】不労所得を得るために
>>【金持ち父さん③】日本のファイナンシャル・リテラシー

■参考図書(ロバート・キヨサキ著)

>>金持ち父さん 貧乏父さん
>>金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
>>金持ち父さんの投資ガイド 入門編
>>金持ちとお三の投資ガイド 上級編

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