声に自信があるけど、どうやって仕事にしたらいいか分からないよ…
声優にはなれなかったけど、声でお金を稼ぎたいなぁ…
でも、どんな機材を用意すればいいのか分からない…
この記事はそんな方に向けた内容となっています。
記事の内容
- 「声の仕事」を受けられるサイトを2つのタイプに分けて紹介
- フリーランスの声の仕事の需要が高まっている理由
- オススメのマイクの紹介
たくさんの動画コンテンツやデジタルコンテンツが作られる昨今、プロの声優だけでなく、フリーランス、アマチュアの方の「声」も簡単に仕事に繋がるようになってきました。
また、クラウドソーシングの発展により、企業や個人が個人に対して仕事を発注しやすくなっており、コロナの影響もあってネットだけのやり取りで終わる仕事も増えてきています。
- 学生の頃は放送部だったから発声には自信がある
- 演劇をやっていたので演技してしゃべるが大好きだ
- 声優学校に通っていたので普通の人より活舌がいい
- よく周りから声がカワイイ、イケボだと褒められる
- ナレーションをかじってたのでハキハキとしゃべるのが得意だ
こんな経験のある方は、ぜひこの記事を参考に自身のスキルを提供してあげてください。
✓「声の仕事」を受けられるサイト紹介
いきなり副業といっても、ちょっと勇気が出ないと思います。まずは自分のスタンスに合ったサイトで登録をして、少しずつ初めて見るのがいいでしょう。
自分からやりたい仕事を見つけたい人
受け身で仕事を待つより、自分からやってみたい仕事を見つけに行って、案件を取ってきたいアクティブな人には、クライドワークスがオススメです。
仕事のカテゴリから「声優・ナレーション制作」を選択すると、現在募集されている仕事内容が表示されます。
動画のナレーションからコマーシャル用音声の依頼、Vtuberの中の人まで多種多様な声の仕事が見つかるでしょう。
単価はピンキリだけど、大体1件1000円~
20秒ほどの短いものだと数百円くらいだったよ
既に募集されている=需要のある場所へ自分を売り込みに行くことになるので、すぐに仕事が貰えるというのが魅力ですね。
中には継続して依頼したいという募集もあるので、長期的なお仕事に繋がる可能性もあります。
仕事の依頼を待ちたい人
自分から仕事を受けに行くほど自信がない、自分を声を求めている人に提供したいという方には、ココナラがオススメです。
ココナラは自分の持っているスキルを販売するのが目的のサイトです。
会員登録を行って、自分のプロフィールや提供するサービス内容と価格を登録しておくと、それをみて「この人に依頼したい」と思った方がお仕事の依頼をくれるという仕組みです。
最初はどんな内容を用意しておけばいいか分からないと思うので、「ナレーション・読み上げ」のカテゴリで出てくる既に実績を上げられている方々のページを参考にすると良いでしょう。
自分を見つけてもらう必要があるので、少々時間がかかる可能性はありますが、サムネイルを魅力的なものにする、最初は値段を安くして案件を多く取って後から値段を上げていく、SNSやYoutubeで募集している旨を宣伝するなど、工夫次第で多くの案件を取ってこれます。
何より魅力なのは「誰でもいいから」ではなく「自分だから」と、自分の声に魅力を感じて選んでくれている実感が得られるところだと思います。
どちらも信頼と実績のある大手企業です。あなたはどちらの働き方が好みでしょうか。
✓個人の「声の仕事」の需要が高まっている理由
ここで改めて、何故今「声の仕事」を求める人が急増しているのかを解説していきます。
少し前までは、「声の仕事」というのは、「アナウンサー」や「ナレーター」「声優」「吹き替え」といったTV媒体の仕事が中心でした。もちろん、それらが大手であることは今も変わりありません。
しかし、令和になってコロナが全世界を覆うことで、多くの人が今の職業を続けるだけではいつか仕事が無くなってしまう、このままではいけないと、個人による情報発信やコンテンツ制作、いわゆる「副業」を始める人が加速度的に増えました。
その副業の一環として、Youtubeでの映像コンテンツ、商品広告の動画作成、ゲームアプリを作る人達が居て、そういったデジタルコンテンツを作る人に、「声の仕事」が求められているんです。
クラウドワークスの募集も、半数以上がYoutubeでのナレーションだったよ!
あくまで副業、個人による製作なので、声が必要になってもプロに依頼するほどの予算がありません。
できるだけ低いコストで製作したい、でも声の入ったハイクオリティな動画を作りたいという葛藤が生まれているわけです。
もちろん、作者自身でナレーションを入れたりするモノも多いのですが、やはり声の出し方を心得ているか否かでは、聞き手への印象が大きく変わってしまいます。
そこで、良い声を持つアマチュアの人を使いたい、という考えに至るわけです。
こういった副業ブームの流れの中で、個人の声の需要が高まっているわけです。
✓オススメの機材
個人で音声を撮るとなると、必然的に必要となってくるのはPCとマイクですね。
PCは適当なものでいいのですが、声を商品にする以上、100均のマイクで録音というわけにはいきませんよね。撮った音質が悪ければ、せっかくのいい声も台無しです。
今回は島村楽器さんのナレーションを収録するのにオススメのマイクまとめの記事の中から、3つピックアップしてご紹介します。(リンク先の機材まとめをそのまま紹介しよう思ったのですが、あまりに数が多く迷ってしまうため)
尚、今回は分かりやすいようにUSB対応マイクのみの紹介となっています。マイクケーブルを使ったマイク、オーディオインターフェースに関しては、島村楽器さんのHPを参考にしてください。
Marantz Professional MPM-1000U 6,500円
PC/MacやiPhone、iPadにUSBケーブルで直接接続して、高音質に収録可能なUSBコンデンサーマイクロホンです。
MPM-1000とあまり価格差が無いのもうれしいところ!
しかし、MPM-1000では付属していた三脚タイプのデスクトップスタンドや風防がこちらのモデルでは付かなくなります!
また、本機種にはその他のUSBコンデンサーマイクに搭載されているヘッドフォンアウトがありません!
ここも注意が必要です!
島村楽器HPより引用
Audio-Technica AT2020USB+ 16,500円
50年以上のキャリアを誇る日本マイクブランドの雄、オーディオテクニカ社のUSBコンデンサーマイクです!
AT2020という人気マイクをUSB化しており、手軽ながら高品質なサウンドが魅力的な1台です。
コチラのモデルには三脚デスクスタンドや持ち運び用のマイクポーチなども標準付属しているので、ご予算がある方なら上記のMPM-1000Uよりも音質が良くなり付属品も充実するこのモデルがおススメです☆
島村楽器HPより引用
IK Multimedia iRig Mic HD 2 16,980円
ボーカルや、声優さんやナレーターの方にもおすすめなのがこちら!
iPhone、iPad、Mac / PC に直接接続して使えるハンドヘルド・デジタル・ コンデンサー・マイクロフォン「iRig Mic HD 2」!
手軽で高音質、頑丈な作りでどんなところにもサッと持ち出して使えてしまう人気マイクです!
『電波少年』や『めちゃ×2イケてるッ!』で知られ、現在は『がっちりマンデー!!』『芸能人格付けチェック』などのナレーションを担当する木村匡也氏も愛用されているとの事!(マイナビニュースさんの[https://news.mynavi.jp/article/20200424-kimura_kyoya/ title=こちらの記事]より)
記事によると木村匡也氏の周りでも10人くらい導入、2~3人は実際の番組でも使用されているのだとか!
プロが言うならもう間違いないですね!
日本はもちろん、海外でも多くの報道関係者が使用しているそうで、アメリカの全国機関紙『USA TODAY』のNEWSチャンネル内でも良く使用されているようです。
歌声やナレーションなどの“声”はもちろん、アコースティックギターを始めとする楽器のレコーディング・配信用としてもGOOD!!!
テーブルにおいて使える小型の3脚スタンドも同梱されています!
島村楽器HPより引用
✓まとめ
声の仕事にあこがれていても、実際に仕事にすることは今までは難しかったでしょう。ですが今は様々な形で自分の声を仕事にできる時代になりました。
紹介した二つのサイトは、どちらも無料でサービスが利用できますし、Googleアカウントでログインすることも可能です。まずは会員登録して、サイトを覗いて自分が仕事をしている風景を思い描きましょう。
>>クラウドワークス:自分でお仕事を取りたいアクティブな方向け
>>ココナラ:自分の声を選んでもらいたい方向け
どちらにしてもマイクは必要となってくるため、島村楽器さんがナレーションする際のオススメマイクも紹介しています。
この記事が1人でも多くの「声を仕事にしたい人」に届けば幸いです⭐
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