イベント初参加で、どんなふうにブースに居ればいいか分かんない
イベント会場だと自分のブースにあんまり人が立ち寄ってくれない
接客なんてやったこと無い・・・
そんな方に向けた記事となっています。
記事の内容
- ゲームに興味を持ってもらうその前に
- しっかりと立って目線を合わせよう
- 声を出して呼び込んでみよう
この記事の内容は、ボードゲームを販売するイベント会場、特にゲームマーケットに関して書いていますが、ボードゲームに限らず同人誌やフリーマーケットとかでも使える手法かと思います。
今回はイベント会場で「自分のブースの事を全く知らない参加者」に対してどのようにしてアプローチをしていくかの解説になっています。
事前に自分のゲームを宣伝するという話題に関しては、こちらの記事が参考になると思うので、併せてお読みください。
興味を持ってもらうその前に
まずは参加者の人の目に留まらないと始まりません。興味を持つ持たない以前の話です。
目に留まる、端的に結論を言うと「目立ちましょう」です。
魅力的なコンポーネントを並べる、大き目のポスターを掲げる、ブースをデコレーションする、タブレット端末で販促用の動画を流す、コスプレをして売り子をするなどなど、取れる手段を総動員して、自分のブースの前を歩く一人でも多くの人に自分のブースに目を向けてもらう努力をしましょう。
もちろん、大きな声を出したり、大音量で動画を流すなど悪目立ちしたりノーマナーな行為はしてはいけませんし、ブースの飾りつけもちゃんと主催者側の規約を守って行いましょうね。
ブースの飾りつけに関しては、こちらの記事でオススメアイテムを紹介していますので、参考にどうぞ。
ゲームマーケットなどのイベントは一種のお祭りです。目立ったもん勝ちなんです。
では、目立って人の目を引くことに成功したなら、どうやって興味を持ってもらうかを説明していきます。
立って相手と目線を合わせる
イベント会場では、ブース内で「座って目を伏せている人」をよく見かけます。
そしてブースにある説明書や商品を手に取ってもらえた時や、話かけられたタイミングで相手の顔を見て対応する。
この接客、成人向け同人誌などの「ちょっと買うのが恥ずかしい」ものを売っている時には効果的な手法だと思います。えっちなものを品定めしている姿をまじまじと見られたい、なんて人は少ないでしょうから(笑
ですが、今回お話しているのはボードゲームを売る時のお話!
みんな「面白いゲームは無いかな!?」「まだ見ぬお宝ゲームに出会えないかな!?」とワクワクしながらブースをめぐっているわけです。
そんな参加者を相手取るなら、しっかりと立って、自分のブースに興味を示してくれた相手をガン見しましょう。
この時、できるならちょっと微笑む、笑顔で相手を見ると良いでしょう。
人の心理には「返報性の原理」というものがあり、簡単に言うと「相手に何かしてもらったら、お返しをしないと申し訳ない」という無意識下での感情が働くんです。
「あ、あの売り子さん私に笑いかけてくれた。お返しにちょっとブースに寄ってゲームを見ていこうかな」そう無意識下で思わせるわけです。デパートの店員さんがみんな笑顔なのはそういうわけなんですね。
自分が参加者側として、たくさんのブースをめぐっている時を思い浮かべてみてください。
同じ飾りつけのブースを見て、ちょっと気になるけど詳しく見にいくか迷った時、座って下を向いている人と、笑顔で自分を見てくれている人なら、笑顔を向けてくれている人の方が歓迎してくれている感じが出ますよね。
もちろん、人とお話しするのが苦手だし、見られてると反射的に目を伏せてそそくさと立ち去りたい!って方もいらっしゃると思います。
でも先も言ったように、イベント会場はお祭り騒ぎで、みんな多かれ少なかれ、ワクワクしながらブースを回っています。
気持ちが高揚しているので、普段恥ずかしいと思っている方も、意外と気が大きくなってブースへ足を向けてくれるものです。
しっかりと立って、興味を示した相手に目線を向けて、笑顔で迎えましょう!
疲れた時は、座って休むことも忘れずに。立ちっぱなしだとイベント終了後に足が棒になりますからね(経験談
声を出して呼び込もう
ブースの飾りつけで目立ち、目を向けた人に目線を合わせて笑顔を向けたら、更にダメ押しで声を出して呼び込みましょう。
別にキャッチセールスのような呼び込みをしろというのではありません。「どうぞ見ていってください」この一言だけで十分です。
目が合った相手が「自分を呼んでいる」となれば、相当気になってしまいますよね。
目を合わせて笑顔まではできるけど、声は流石に恥ずかしい・・・
なんて方もいるでしょう。そんな時は周りを見渡してみてください。
イベント会場は結構な喧騒に包まれています。そんな中で少々声を出したところで、ほとんどの人は聞いていません。聞かれてないなら声を出しても恥ずかしくない!カラオケみたいなもんです。
また、他のブースの売り子さんも声をかけたりしているでしょう。他の人もやってるんだから自分もやっていいんだ!そんな考えで挑んでいきましょう。
更に、相手に話しかけてるんじゃなくて不特定多数の人に声をかけている意識をちょっと混ぜる。「(みなさん)どうぞ見ていってくださ~い」と言ってるんだよと自分に念押しする!
普段やらないことなので、恥ずかしいと思うのは当然です。ですが、自分が作ったゲームを自分の手で売るんです。自分が頑張れば自分の作品がより多くの人の手に渡るんです。なら多少の恥ずかしさなんて、自分にいくらでも言い訳を作って飛び越えてしまいましょう。
大きな声を出すと他の参加者、出展者の方の迷惑になるので、常識的な大きさの声で呼び込みましょう。
まとめ
せっかく作ったゲームです。より多くの人に見て貰えるようにどんどん工夫していきましょう。
- 目を引くためにブースをしっかりと目立たせる
- 立って目線を合わせて笑顔を向ける
- 声を出して呼び込む
もちろん、これらを実践したとしても、通り過ぎる全員を振り向かせることができるわけではありません。
大切なのは、可能性を0%から1%以上に変えるという考え方です。
ただ通り過ぎていくだけの人に自分のゲームが売れる可能性は0%ですが、ブースに来てもらえれば売れる可能性は0%ではなくなります。
自分が自信を持って作ったゲーム、面白いと確信するゲームなんですから、自分のゲームを信じて、勇気を出して接客に挑んでみてください。
この記事があなたの背中をほんの少しでも押すことがでたなら幸いです⭐
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