ボドゲを自作してみたいなぁ
でも何から手を付ければいいか分からないなぁ
そんなボードゲーム作り初心者さん向けに、2017年から個人でボードゲーム作りをしているノアが書いた記事や考え方をまとめています。
アナログゲームを遊んでみて楽しかった!自分もがんばったら作れそう!と思ってこの記事にたどり着いた方が、実際にボードゲームを作る時の参考になる内容をまとめています。
意外と簡単に作れるから安心してね!
どんなゲームを作るかを決める
まずはカードゲームなのか、ボードを使ったゲームなのかを決めていきましょう。
といっても、この記事を見ている人はもう作りたいゲームは何となく頭に描いてるんじゃないでしょうか。
ここで大事なのはこれは絶対に変えたくない!というコンセプトを1つ決めること。
例えば「コインをジャラジャラ触るゲーム」というコンセプトを決め、ゲーム製作を続けていくと「このルールだとコインは無しにしてカードの方がいいな」みたいに思うケースがあります。
こういう時に変えるべきはルールの方であり、コンセプトを変えてはいけません。
もしコンセプトをコロコロ変えたり、コンセプトを決めずにゲーム作りをスタートしてしまうと、あーでもないこーでもないとその時その時の考えでルールやゲームが変わってしまい、永遠に完成しなくなってしまいます。
仮に完成したとしても「何か思ってたものと違う…」という結果になってしまうでしょう。
いつの間にかコンセプトがすり替わってしまうのも良くある話。
行き詰ったらまずコンセプトをしっかり思い出そう!
具体的なアイディアの出し方や考え方については以下の記事でまとめています。
試作してテストしてみる
作りたいゲームが頭の中で描けたら、もういきなり作ってみちゃいましょう。
紙やメモ帳に書いてまとめたりする必要はありません。
ゲームを作ってしまうのが一番手っ取り早いんです。
実際に手元でカードやトークン、コマを動かしてみないと分からないことがたくさんあるからね!
100円ショップがオススメ
近くの100円ショップにいって、サイコロやトランプ、おはじきなど、自分のゲームに使えそうなものを買ってきましょう。
他にも100円で買える子供用のゲームなんかもオススメです。
今の100円ショップのクオリティはめちゃくちゃ高いので、「小屋トークン」とか「コマ」なんかが手軽に手に入るし、作るゲームの具体的なイメージがぐぐっと固まりやすくなりますよ。
ネット通販は値段とクオリティが高い
近くに100円ショップが無い!出歩くのが面倒!というかたは、Amazonや楽天などのネット通販も利用してみましょう。
送料も含めて100円ショップよりも割高にはなりますが、その分優良な品が数多くありますし、ボードゲーム作りにズバリ用意された商品などもラインナップされています。
以下、ネット通販で買えるボドゲ作りに使えそうなものをピックアップしておきます。
サイコロとかは「ちょっと高いけどデザインが良いヤツ」を買っておくと創作のモチベーションがぐっとアップするね!
手元に参考にしたいボードゲームがあるなら、そのゲームのトークンを使ってテストプレイしてみるのもアリです。
コツは「もったいない」と思わないこと
ゲームを作ってテストしている時に思い付いたアイディアは、どんどんトランプやスリーブに書き足して形にしましょう。
トランプやスリーブなんて1枚数円もしません。それよりも思い付いたアイディアを逃してしまう方がもったいないです。
友達にテストプレイを頼む
自分の中でゲームの流れが出来上がったら、友人や家族にテストプレイをお願いしましょう。
ゲームの製作者とプレイヤーの視点は全く違います。製作者が思ってもみなかった遊び方や、前提条件の抜けが山ほどでてくるでしょう。
テストプレイに関して詳しいことが知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
説明書とイラストを付ける
自分の思い描いたゲームが出来上がったら、説明書とデザインを考えましょう。
説明書に関してはぶっちゃけテンプレが存在するので、こちらの記事を参考に作り上げてください。
説明書作りに必要なのは文章力じゃない!気力と根気だ!
イラストに関しては、自分で描ける方は問題ないんですが、描けない人の方が大多数かと思います。
最近はAIによるイラストの自動生成などもありますので、そういったサービスが使える方はそちらでもいいと思いますが、やっぱりオススメはイラストレーターさんにお願いする方法です。
私はイラストレーターさんにお願いする場合は「ココナラ」というサイトの利用をオススメしています。直接やり取りすることで起こる料金払った払ってない問題、連絡途絶問題などのリスクを避けることができるからです。
イラストの依頼に関しては、以下の記事でまとめているので参考にしてみてください。
商品として製造する
ゲームが出来上がり、説明書が書け、見た目やイラストも整ったのであれば、もう商品として製造、量産することができる段階になります。
個人で楽しむ分なら友達に配ったりする分を含めても10個程度の少量で良いんですが、少量生産しようとするとどうしても単価が高くなりがちです。
どうせここまで作ったのなら、100個単位で量産してゲームマーケットなどのイベントで販売することも視野に入れてみましょう。
自分で作ったゲームを人に買って貰えるのは給料をもらうよりも格段に嬉しいですよ!
生産コストを抑える方法や、オススメの印刷会社に関しては、以下の記事を参考にしてください。
イベントで販売する
製品版が手元に届いたら、あとは販売するだけです。
販売するにも色んな販路がありますが、オススメはゲームマーケットへの出展です。
通販などはどうしても個人の宣伝力が必要になってきますし、無名の人がいきなり出品してもなかなか売れるモノではありません。
その点、ゲームマーケットには「アナログゲームを買いたい!」という同じ思いの方たちが集まってくる場になっていますし、新人、新作を探す人達も沢山来場されます。
ゲームマーケットへ参加する際に参考になりそうな記事などもありますので、是非参考にしてみてください。
終わりに
ボードゲームは簡単に作れます。
まずはトランプ1枚をスリーブに入れ、カードを1枚作る所から始めてみてください。
気が付いたら、あなたはゲームマーケットの会場に立っていると思います。
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