ゲームのシステムは思い付いたけどタイトルが思い付かない!
語彙力が少なすぎてカッコイイタイトルが浮かばない!
そんな方に向けた記事となっています。
記事の内容
- ブレインダンプという発想方法の紹介と実践方法
- タイトルを作る時に気を付けたいこと
これから紹介する「ブレインダンプ」という手法は、最近はYoutuberとして活躍中のメンタリストDaiGoさんも、本のタイトル決めをするときに必ず行っている発想方法で、プロのコピーライターの間でも使われている発想法です。
ブレインダンプとは
タイトルを考えるためにつかう発想法は、ブレインダンプです。
ブレインダンプとは、ブレイン(脳)の中にある情報をダンプ(吐き出す)することです。
ダンプはダンプカーのダンプですね。ダンプカーの荷物が自分の頭の中にある情報で、それをザーーーっと土砂を流すように吐き出す行為のことです。
考えても全然いいタイトルが思い浮かばないというのは、実は自身の中にあるボキャブラリーが貧相だったからではなく、タイトルを思い浮かべる粘り強さが足りてないだけなんです。
人の記憶はほとんどの言葉や出来事を記憶しており、それをうまく引き出せないだけなんです。
ブレインダンプを行って脳をフル回転させると、無意識化に埋まっている記憶から言葉がポロポロと出てきます。
その中から繋ぎ合わせたり、さらに発想を広げてタイトルを作っていきます。
では、ブレインダンプのやり方を紹介します。
ブレインダンプのやり方
とても簡単です。
ペンと大き目のノートや紙、そしてタイマーを用意します。キッチンタイマーやスマホのアラームでOKです。
タイマーを5~10分くらいでかけ(最初は短めで)、自分が作った/作ろうとしているゲームを思い浮かべます。
そして頭に浮かんだ単語や文章、図などを時間内にひたすらに紙に書き殴っていくんです。
辞書とかツール類は一切必要ありません。頭の中にある自分のゲームのイメージをひたすらに思い浮かべて、広げて、思い付いたものを片っ端から書き出します。
考え込んで手を止めたり、よそ見をしたりしてはいけません。ひたすらに無心でゲームの事だけ考えて出てくる情報を並べます。
「ダイスを2個振る」「資材を使って建築する」「盗賊」「2と12が出にくい」「7が出やすい」「道をひく」「孤島を開拓する」「チャンスカード」「4人プレイ」などなど・・・
思ったより言葉が出なかった人は、タイマーを5秒~15秒と短く設定して、「5秒に必ず1つ言葉を書く」などしていくと良いです。
後半はほぼ単語だけになっていくと思いますが、それで大丈夫です。絞り出された言葉には、普段では絶対に思い付かないような言葉や情報が混じっているかと思います。それらをタイトルに使っていきましょう。
ワクワク感のあるタイトルを目指す
ブレインダンプで情報を吐き出したら、あとはそれを基にタイトルを決めましょう。
ここで目指したいのは「タイトルを聞くだけでどんなゲームなのか想像できてワクワクする」そんなネーミングです。
「スーパーマリオブラザーズ」と聞けば、「何かスーパーなマリオってやつが兄弟で何かするんだな」なんて思い浮かびますが、ゲームの特徴だけ入れた「ジャンプマン」なんて名前だと、「ジャンプする人。ふ~ん・・・」という感じになってしまいますよね。
安直にならない単語を拾いつつも、簡潔でインパクトのあるタイトルを付けたいところです。
とはいっても、実際に考えようとするとめちゃくちゃ難しい。私もこの領域にはまだまだ満足のいく結果が出せていないのが現状です。日々勉強中です。
まとめ
- ブレインダンプとは、頭の中にある情報を片っ端から吐き出す発想法のこと。
- ブレインダンプによって出てくる言葉を基にタイトルを決める
- タイトルを聞くだけでワクワクして内容までイメージできるものを目指す
最初はブレインダンプで言葉を書きだすのも難しいかと思います。
ですが、やっているとだんだん楽しくなってくると思うので、ぜひ何度かチャレンジしてみてください。
コツはなるべくタイピングじゃなくて「手書き」で行うことです。脳への刺激になります。
また、他のタイトル発想法も記事にしていますので、参考にしてみてください。
この記事があなたの作るゲームに少しでもお役にたったなら幸いです⭐
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