ボードゲームの「名前」を簡単に発想する方法

広告

ボードゲームのタイトルが決まらない
いい名前なんてそんな簡単に発想できない
せっかくだからなるべくピッタリな名前を付けてあげたい

「名前を付ける」って思った以上に難しい行為だと思います。

安直な名前を付けると他とかぶったり独創性に欠けるし、かといって捻りすぎると訳の分からないものになる・・・


この記事では、そんなボードゲームの名前を考える手順、発想方法をお教えします。


記事の内容

  1. 作った(作ろうとする)ゲームを分析する
  2. 分析した内容から色んな言葉を発想する
  3. 発想した内容を組み合わせて決定する


私も同人でボードゲームを作っていますが、名付けには毎回苦労していました。

でもこの手法を試してみると、いくつもタイトル候補がポンポン出てくるようになったので、今ボードゲームの名前で迷っている方は、ぜひ実行してみてください。

ボードゲーム作りをしている方なら、きっと楽しみながらアイディアを出せるはずです。


分析

まずは自分の作った、もしくは作ろうとしているゲームの要素を分解して書き出してみましょう。

例えば「将棋」なら以下のような感じになります。

  • 王を取れば勝ち
  • 色んな動きのコマ
  • 漢字1文字
  • 9*9、81マスの盤面
  • 相手のコマと同じマスに入るとコマを取れる
  • 取ったコマを再利用できる
  • 相手の陣地に入ると成る
  • 2人用のゲーム
  • お互いのコマは同じ
  • ターン制
  • 幅広い年齢層でも楽しめる
  • etc…

なるべく、ゲームの売りになるような部分、強調したい部分を書き出すのがコツです。


発想

ある程度分析結果が書き出せたら、そこから以下のようなキーワードとなる言葉を抽出していきましょう。

このキーワードはなるべく多いと良いです。また、類似語や英語、ドイツ語翻訳した言葉もどんどんだしていきましょう。

  • キング
  • コマ
  • ピース
  • スタック
  • 武士
  • 成る
  • 昇格
  • ランクアップ
  • 変身
  • 詰み
  • チェックメイト
  • 捕虜
  • 捕獲
  • ゲット
  • 裏切り
  • 再利用
  • 再出撃
  • ターン制
  • etc…


そして出てきたキーワードを組み合わせたり、キーワードから更にイメージを膨らませて、ゲームの名前の候補を作ってアイディアを出していきます。

ここで大事なのは、「これは無いな」とか「中二病過ぎる!」とかネガティブな考えや恥ずかしさは一旦全部忘れて、キーワード以上に数を出すことに集中することです。

何でもアリじゃないと面白いタイトルなんて出てきません。「質より量」です

  • ランクアップキングダム
  • 王と武士
  • 王城バーサス
  • 81の戦場
  • 今日の敵は明日の友
  • 19人の裏切りモノ
  • etc…


ここは結構楽しい作業なので、友達や家族にも協力してもらって、どんどんアイディアを集めていきましょう。


決定

沢山の名前のアイディアが集まったら、いよいよ選別して決定します。

「良い名前」の基準に関しては、以前まとめた記事があるのでそちらを参照してください。

とはいっても、なかなか決めづらいと思うので、まずはひらがな、カタカナ、漢字、英字のどれがゲームの雰囲気に似合っているかを考えてみましょう。

子供向けのポップなものに、漢字4文字や難しいドイツ語交じりのカッコイイ名前はあまり合わないでしょうし、逆に豪華で煌びやかなゲームなのに平仮名4文字だと間が抜けている印象を与えてしまいます。

ぱっと聞いて言いやすい、聞きやすいとか、名前だけで興味を持ってもらえそうなタイトルを選ぶなど、色んな基準でどんどん絞っていって、最終的に採用したいタイトルが1つ残ったら完了です。


終わりに

ボードゲームに限らず、商品名は最も露出の多い情報なので大切なものです。

自分で気に入った、しっくりとくる、愛にあふれた名前をつけてあげてくださいね。


この記事を通じて、沢山のいい名前のボードゲームが世に出ることを願っています⭐

タイトルとURLをコピーしました