また上司に小言を言われる。仕事行きたくない。
仕事で失敗したから怒られる。仕事行きたくない。
何かよく分からないけど憂鬱だ。仕事行きたくない。
そんなあなたにまず最初に伝えたいのは、日本人の84%は働きたくない、仕事は辛いものだと思っているということです。
「皆が思っているからおまえも我慢しろ!」なんて言うつもりはありません。
むしろ逆です。
辛いと思うあなたは全然異常なんかじゃありません。正常なんです。
働くことは辛いことが当たり前になってる今の日本の事情がおかしいだけです。
仕事で辛い時にそれを解決する方法なんて学校からも上司からも親からも教わりません。
むしろ辛いことは我慢しなさいと教えられてきたと思います。
辛いことが時間で解決する保証はありません。我慢し続けて自分が壊れる前に辛くならなくなる保証なんてないんです、、
この記事では、我慢するのではない、辛い時にできる一つの解決策をお伝えします。
✓仕事が辛い理由を書き出す
漠然と仕事行きたくないなぁ、辛いなぁって思う方は、一体なぜ辛いのかを一度明確にしてみましょう。
明確な理由がぱっと思い浮かばず、漠然と頭の中で「辛い」という感情が渦巻いている場合、それが当たり前、我慢するべきなんだという思い込みに陥っています。
まずは何に対して辛いと感じているのかを書き出して明確にしましょう。
紙に書いてもタイピングしてもいいです。
大事なのは目に見える形で明確にして自覚させることです。
もし協力してくれる友達がいるのであれば、話と愚痴を聞いてもらって、自分が辛いと感じている要素を抜き出してもらうのもありです。
誰かに話すことで落ち着けますし、客観的な視点って落ち込んでる時は特にありがたくって、思わぬアプローチから解決策に繋がったりします。
書き出してみると、思ったより少ないことに気付くと思います。
人によっては書き出すだけで「コレ解決すればいいだけじゃん!」となってパパっと解決してしまうくらいのものだったりします。
✓問題の根本をしっかりと見定める
どんな問題が明確になったでしょうか。
上司が怖い、怒られて凹む、仕事が多すぎる、サービス残業させられる、優秀な人と比較される・・・
出てきた問題は人によって多岐にわたると思いますが、よーくその問題の根本を考えると、全て人間関係の問題であることに気付くと思います。
「人の全ての悩みは人間関係から生じている」
これはオーストリアの心理学者、アルフレッド・アドラーの言葉です。
「仕事が多い」「給料が低い」なんかも結局は人間関係です。
仕事を発注するのは人間ですし、納期を決めるのも人間です。
自分の能力より給料が低いなら、それは評価を下す人間との問題です。
そして人間関係とは「自分と他人の関わり」の結果、生じるものです。
自分を苦しめている問題をもう一度しっかりと見つめて「誰と自分の関係による問題なのか」をはっきりとさせましょう。
✓解決のための策を考えよう
※複数の問題を抱えている人は、1つずつ対応してください。
「誰と自分の関係の問題なのか」がはっきりしたら、次は解決策を考えましょう。
「誰」に該当する人は自分の声が届く人でしょうか。
上司や同僚など自分の声が届く人なら、解決のための話をしましょう。
しかし取引先、社長、話を聞かない上司など自分の声が届かないモノが相手なのであれば、自分を変えるしかありません。
たとえ声が届く相手でも「自分が不利になるのが怖くて自分が真っ当な主張ができない」場合は声が届かないと分類しましょう。
解決のための話し合いは、自分と相手が対等に話せるときだけ有効な策です。
「自分を変えるってやっぱり我慢しろってことじゃないか!」そうではありません。
自分を変えるとは、自分の環境を変えること、自分の立ち位置を変えること、自分の価値観を変えることを意味します。
順番に解説していきます。
①自分の環境を変える
手っ取り早い解決策は自分のいる環境を変えて問題となる相手との縁を切ることです。
一般的には退職や転職がこれに当たります。大企業なら支店への異動もありです。
ただ時間もかかる上に金銭的な問題も出てくるので、パパっとこの手段を取るのは難しいでしょう。
その分、効果は絶大です。相手が自分の周りにいなくなれば問題そのものが消し飛ぶわけですからね。
もうどうしようもないと思った時の選択肢として常に考えておきましょう。
②自分の立ち位置を変える
社内での自分の立場を変える方法です。
別の部署へ異動したり、役職を上げる、仕事内容自体を変えるなどです。
①と同じ様な手段ですが、自分は会社に残りながら問題を解決できるというのがメリットです。
「この会社は好きだけど人間関係が壊滅的」みたいなときには選択肢にあがるでしょう。
ただ社内のどこにいても問題が出ることが予想される場合は取れない選択肢です。
その上実行するには今の辛いと思っている状況で成果を上げる必要があるため、事前に成果を出せていない人には選ぶことが難しい選択肢です。
③自分の価値観を変える
意外と選択肢に上がらない価値観を変えるという考え方。
教養を着けると言ってもいいと思います。
手早いのは成功者の本やブログを読んだりYoutubeを見ること。
人は自分の中にある価値観という物差しでしか物事を測れません。
成功者の書くビジネス書などはその人たちの価値観を共有してくれるツールです。
自分の「働く」という価値観がアップデートされることで、びっくりするぐらい俯瞰視点で自分の立場を見ることができるようになります。
これは私の体験談です。間違いないです。
「悩みがどうでもよくなる」とはさすがに言いませんが、心はかなり軽くなるはずです。
✓オススメの解決策
仕事が嫌な人にオススメしたい解決策は、①と③の複合です。
「いつでも転職できる」という価値観を持って仕事に挑むことが最強です。
まずは転職に関する情報を得るところから始めましょう。
その中で市場価値に関して考えることになると思います。
市場価値の話はこちらの記事を参考にしてください。
自分の市場価値を知ると、今いる会社からの扱いが妥当なのか不当なのかが判断できるようになりまwす。これが転職活動をしてみることの最大のメリットです。
仕事が辛い原因の多くは、自分が不当な扱いを受けるから。
そしてそれに異を唱える根拠を持たないからです。
自分を客観的に見た時の市場価値を知ることで「異を唱えていい」という心持ちになります。辞めさせられても転職できるという心持になれば「仕事を辞めさせられる」が怖くなくなるわけです。
サービス残業を強要されてもそれに見合った価値が無いなら断れるようになります。
自分の価値を知るということはとっても大事なことです。
✓まとめ
「何が辛いか分からない」人は、まず書き出して問題を明確にしましょう。
問題を解決するためにどうすればいいかを考えて実行しましょう。
相手に言葉が届かなければ、自分を変えていきましょう。
結局のところ、人は他人を変えることはできません。
変えられるのは自分だけです。
そして変えるためには行動するしかありません。
行動の選択肢の一つとして、副業という選択肢もあります。
こちらの記事で解説していますので、併せて読んでみてください。
この記事で仕事が辛い人が一人でも救われることを望みます⭐
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