自作のボードゲームができた!事前の告知もいっぱいして広報した!
あとは当日イベント会場で商品を並べておくだけだー!
ちょっと待った!商品を並べるのなら、ディスプレイにもこだわりましょう!
今回はそういった記事です。
記事の内容
- ディスプレイとはなにか
- パッケージを平積みにしておくだけではもったいない
- 良いディスプレイとはなにか
4年間欠かさず西と東のゲームマーケットに出展者側で参加し、研究の為に色んなブースに足を運んでみてきましたが、もったいないと感じるブースが多い!
少しでもディスプレイの大切さに気付いてもらえたらと思って記事にしました。
ディスプレイとは
ディスプレイ、つまりイベント会場での自分のブースの机の上のことです。
「イベントの出展者と参加者を繋ぐための架け橋」といったところですね。
イベント会場では沢山のブースが所狭しと並べられ、その前を参加者の方が通り、時には立ち止まってボードゲームの売り買いをします。
参加者の方がブースの前で立ち止まる、それは何故か。置いてあるモノに興味を持つからです。
もちろん、事前に予約していたゲームを取りに来た方や、目星を付いていたから買いに来た人もいらっしゃいますが、その人達にはディスプレイはあまり意味がありません。
自分の出店しているゲームを知らない人に対してアピールする、それがディスプレイです。
では、私がそのディスプレイに対して何を感じているのか。それは・・・
ゲームを平積みにしておくだけはもったいない
ゲームの箱、つまり商品を平積みにして沢山置いているだけのブースが多いんです。これがもったいない。
パッケージを見てそれが何なのか、どんなゲームなのかを知っている人は別に構いません。むしろ「あ、まだ在庫有るんだな」と安心されるでしょう。
しかし、中身を知らない、ゲームを知らない人はどうでしょう。パッケージに描かれたイラストとゲーム名だけ見て、完璧に中身を理解できるでしょうか。よほど完成されたデザインでなければ、それは難しいでしょう。
知りたいなら出展者に聞けばいいという話もあります。しかし机のどこにもコンポーネント(ゲームで使う道具のこと。コマやダイス)が置かれていなければ、どんなゲームかを聞いてもいまいちピンとこないはずです。
パッケージを平積みにして置く、それは準備も簡単ですし、らくちんです。しかし自分のゲームをより一層広めたい、売りたいと思うのであれば、参加者の目を引く努力、中身と面白さを伝えるディスプレイにこだわるべきです。
良いディスプレイとは
では、良いディスプレイとは何でしょうか。
これは色んな意見があると思いますし、完璧な正解は無いでしょう。
その上で私は、「コンポーネントが全て開示されて、遊びが想像できるディスプレイが最良」だと考えます。
上で貼ったのは、過去私がゲームマーケットで実際にディスプレイしたものです。
完璧!とまでは言いませんが、なるべく理想に近い形にしています。
実際にイベント会場では結構目を引くようで、コンポーネントのコインを触りたがって来る方、イラストに目を惹かれてくる方、どんな遊びなのか気になってこられる方が沢山いらっしゃいます。
「これ、どんなゲームなの?」と聞かれた時にも、ゲームの流れを説明しながら机の上に展開されているモノを指さしたり、手に取って使い方や遊び方、面白い点を説明できます。
他にも、高さギリギリのデカイ枠を付けているブースや、不思議な壺っぽいものの中にドライアイスを入れて蒸気を出しているような、とにかく目立つことに特化したブースというのも、目を引くという面では優秀です。
目立つという意味では、少々コストはかかりますが、ブースの後ろにA1やA2サイズのポスターをつるして置くのも効果的です。コミックマーケットとか同人誌即売会でよく見るディスプレイですね。
もちろん、最強のディスプレイは「試遊卓」です。
コンポーネントの中身が見えて、ルール説明もしてもらえて、実際に遊んで体験できるわけですから。
お手伝いしてもらえる人がいて、予算があるようでしたら、試遊卓付きのプランで申し込みをしましょう。
2020/11/22追記
めちゃくちゃ素敵なブース写真がありました!
「商品」を並べている会場で、ここまで「世界観」をアピールされているブースが作れれば、間違いなく注目されますね。
終わりに
ディスプレイは「自分のゲームを知らない人に知ってもらえる」良い機会を作るためにあります。
もし平積みだけしている方は、一度コンポーネントを並べてみてはいかがでしょうか。
きっとブースに来られる方の反応がかわるはずです。
この記事があなたのボードゲームを世に広げる助けになれば幸いです⭐
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